★CRISS CROSS 新作 リリース予定 3作品!
- 2013.09.12 Thursday
- 18:55
実力派のダイナが存分に真価を発揮したクインテット作品
●DAYNA STEPHENS ダイナ・ステフェンズ / I'LL TAKE MY CHANCES
テナー・サックス奏者のデイナ・ステフェンズがクリスクロスから発表する2枚目のリーダー作。フリー・ジャズや新主流派の音楽性を含む彼のプレイとオリジナルの楽曲(今回は半分の5曲が自作)を聴くと、現代モダン・ジャズの典型が見えてくる。ストレートアヘッドなジャズでありながらかなり多くの枝葉を含んでいるところがこのプレイヤーの魅力だ。いまをときめくジェラルド・クレイトンのピアノ・プレイも鮮烈だし、新人ギタリストのチャールス・アルトゥーラのアプローチも斬新だ。【聴きどころ】Track(2)「JFK International」現代的なジャズのスタイルが網羅された1曲 (jazzyellより)
こちらで試聴出来ます。
エリック・アレキサンダー参加
●DEE DANIELS ディー・ダニエルス / STATE OF THE ART
クリスクロスから出るヴォーカル作品は極めて珍しい。それだけこのシンガーには期待しているのだろう。1曲目からご機嫌なスキャットを繰り出すディー・ダニエルズは、その期待に応え見事なジャズ・ヴォーカルを披露する。女性にしては太い声質も大きな魅力だ。どっしりと落ち着いた歌唱は本格派の風格を感じさせる。共演者のエリック・アレキサンダーやサイラス・チェスナッツのプレイもファンにとって十分に満足がいくもの。実力派シンガーの今後に期待が寄せられるご機嫌な1枚。【聴きどころ】Track(6)「Night And Day」お馴染みの歌をじっくりと歌いこんでいく (jazzyellより)
こちらで試聴出来ます。
新鋭トランペッターが満を持して発表した意欲作
●PHILIP DIZACK フィリップ・ディザック / SINGLE SOUL
常に優れた若手を紹介してくれるクリスクリスが今回も素晴らしいトランペッターにリーダー・レコーディングのチャンスを与えた。フィリップ・ディザックは28歳の精鋭。テナー・サックスのベン・ウェンデルと組んでのクインテットが演奏するのは7曲のオリジナルを含む全11曲。叙情味に溢れたプレイとグループのサウンドが特長だ。穏やかな響きの中で印象的なフレーズが紡がれていく。ラストのエリントン・チューンでは珍しいことにトランペット単独によるソロ・パフォーマンスが堪能できる。【聴きどころ】Track(2)「Jacob And The Angel」持ち味のリリカルな響きが印象的 (jazzyellより)
こちらで試聴出来ます。
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- 現代 ニューヨーク・ジャズ
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