【御予約承り中】オススメ!! 正々堂々の王道ハード・バップ! CD Mike Melito / New York Connections

  • 2016.12.10 Saturday
  • 19:11

【御予約承り中】★オススメ!! 正々堂々の王道ハード・バップ! CD Mike Melito / New York Connections

今年の夏ごろに入荷し、大変好評でしたマイク・メリロの快調なハードバップ作品!!
再度、入荷の予定です。前回見逃していた方、是非ご注目を!!

 

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CD Mike Melito / New York Connections


MHRやWeebopからの気合の入ったハード・バップ作品群に好評を得てきた、NYシーンで30年来活躍する正統派の敏腕ドラマー:Mike Melito(1965年ニューヨーク州ロチェスター生まれ)の、オールスター的顔ぶれの小コンボによる快調編。重厚かつ鋭敏精緻にビシバシとグルーヴを体現するドラムのパワフルなサポート!、に頼もしくプッシュされながら、コクと臭み漂う肉太いテナーや、苦味走ったアーシーなギター、バップ色濃い硬質ピアノ、らが色彩感も鮮やかに密度の高い見せ場を形成してゆく、歯切れよくもこってり感溢れる充実内容である。メロディアスでスウィンギンな、ブルースの旨味にも富んだ、硬派王道を突き進む正々堂々のハード・バップ熱演が展開され、威勢よくも律動性バツグンなMelito(ds)のバックアップにシャキシャキ導かれながら、各人の、腰を据えて伸びやかに完全燃焼する覇気に満ちたソロ活躍が、何とも壮快で清々しい豊作ぶりを見せてゆく。ウェルダン(ts)の、グリフィンやロリンズの影もチラつく豪快で雄々しいハード・ドライヴィング咆哮が、ひたすら晴朗に、おおらかに華を成している他、パットン(p)の、昔気質の吟醸バッパーらしさ溢れるハードボイルドな殺陣アクションや、バーンスタイン(g)の、燻し銀的ソウル・テイストたっぷりでいてキレのよさも抜群のイナセな立ち回り、辺りもシブくて粋な際立ちを示して、道程は旨味満点でメリハリもバッチリ利いたゴキゲンな芳醇世界に仕上がっている。

1. Jet Stream
2. Theme For Ernie
3. Wives And Lovers
4. Five Will Get You Ten
5. Up Over And Out
6. I Wished I Knew
7. If Ever I Would Leave You
8. Indian Summer
9. Bolivia
10. The Knife
11. Blues Okura

Jerry Weldon (tenor saxophone except 3,9)
Peter Bernstein (guitar on 1,3,4,10,11)
Jeb Patton (piano)
Neal Miner (bass)
Mike Melito (drums)
2016年作品

こちらで試聴できます。

 

★NYを拠点に活動するジャズドラマー・デビュー作 CD 村上あい Ai Murakami / Conception

  • 2014.09.22 Monday
  • 19:37
★NYを拠点に活動するジャズドラマー・デビュー作 CD 村上あい Ai Murakami / Conception

NYを拠点に活動するジャズドラマー Ai Murakami 村上あい のデビュー盤となるカルテット作品です。
村上あい Ai Murakami / Conception



●大分県出身、4歳から和太鼓に魅了されドラムにスイッチ、早稲田大学在学中よりプロとしてのキャリアをスタート。1998年にNYに渡り、志を同じくするミュージシャンたちと出逢いに恵まれ、Leroy Williams, Billy Kaye, Mark Taylor, Tim Pleasant 等に師事。Gil Coggins, Kent Glenn, Danny Hayes, Zaid Nasser, Dwayne Clemmons, Sacha Perry ほか、著名なミュージシャンとの共演をはじめ主にSmallsやFatCatなどのジャズクラブで演奏しながらキャリアを積み重ね、自身の方向性を追求する気鋭の女性ジャズドラマーです。

●メンバーは、Smalls Records からリーダーアルバムを2枚発表しているアルトサックスの Zaid Nasser、日本でも人気のテナー奏者 Grant Stewart と共演しているピアノの Tardo Hammer、そして、Monty Alexander のべーシストであり、ジャズグレイトとの演奏経験豊富なベースのHassan Shakur、と豪華。惜しみないサポートを受けてのワンホーンカルテット編成によるスタンダードを含む全8曲。ビバップ色の強い入魂の1枚です。(新譜案内より)

1.On a Misty Night
2.Conception
3.Sweet Lorraine
4.Old Devil Moon
5.When Johnny Comes Marching Home
6.Saucer Eyes
7.We'll Be Together Again
8.Ray's Idea

■録音:at Zeb's on May19, 2014

Ai Murakami 村上あい (ds)
Zaid Nasser (as)
Tardo Hammer (p)
Hassan Shakur (b)
 

★明快! ゴキゲンなドラム! Pete Siers ピート・シアーズ新譜 & 旧譜

  • 2013.12.14 Saturday
  • 21:48

★明快! ゴキゲンなドラム! Pete Siers Trio 新譜 & 旧

Pete Siers Trio ピート・シアーズ / Krupa
寺島靖国氏も絶賛した「Those Who Choose to Swing Vol.1 /Vol.2」の2 枚で有名になったドラマーの新譜。ピアノにはTad Weed を迎え、クラリネットとのトリオで共演した、彼が最も敬愛するドラマーへのトリビュート作品。(新譜案内より)

Pete Siers Trio ピート・シアーズ / Those Who Choose To Swing
バリー・ハリスやマルグリュー・ミラー、ラッセル・マローンらとの共演歴もあるドラマーの初リーダー作。デトロイト界隈で地道な活動を続けるp&bとのトリオで、お馴染みのスタンダード曲中心にリラックスした雰囲気の単純明解な演奏が聴かれる。pは滑らかでこざっぱりした癖のないモーダル・スタイルに、パウエルやウィントン・ケリー調のレトロなバップ色を濃く加味した気さく人情プレイで大いに沸かせ、b&dsの安定して元気溌剌とした職人肌の陽気なスイングぶりも好もしい。いかにも洒脱で肩の力を抜いたお座敷小唄集っぽい演目構成がまた愛らしくチャーミングな粋を示し、パウエルorケリー調のバップ・スイングからボサノバ、エヴァンス調の耽美世界まで、肩の凝らぬスマートな脱力系見せ場の連続でノリよく楽しませる。

Pete Siers Trio ピート・シアーズ / Those Who Choose To Swing vol.2
ミシガン州のデトロイトやアン・アーバー界隈で長らく活動を続ける同地シーンの要人の一人であり、バリー・ハリスやマルグリュー・ミラー、ラッセル・マローンらとも共演を重ねる他、Bopoや当PKOからアジなピアノ・トリオ作品を発表して好評を得ていたドラマーの、本盤は前作の続編にあたる、ラリー・フラー入りトリオによる快演集。ミシガン州アン・アーバー録音。途中1曲のみ別メンツのトリオ+女性vocalによる演奏。流麗滑脱で歯切れのいい、弾み躍るようなスイング・ビートの上で、ウィットの利いたメロディアスな粋筋ピアノ・プレイが溌剌と華を飾る、肩も凝らない小唄感覚の和やかテイスティー編である。概ね「ブルース」をキーワードとした単純明快な寛ぎスイング大会、風のインティメイトかつおおらかな娯楽的邁進が続き、ds&bの何げに鋭く機動力も利かせた、一音一音に温かい人情味を感じさせるダイナミックなリズム演出(やスピリチュアルなソロ)が、一貫して頼もしげにコクっぽい魅力=旨口のグルーヴを醸成する中、主役格pの、明朗で軽快な、非常によく歌う正攻法の抒情派ハード・バップ・プレイが清やかに座を彩ってゆく。ピーターソンとW・ケリーの中間ぐらい?の、メリハリあるファンキーな吟醸歌謡的アクティヴ・フレージングにさすが冴えた本領が発揮される他、エヴァンス以降のモード系耽美派の正統らしい、抑えを利かせたアンニュイ&メランコリックなしっとりめの哀愁的ロマンティシズム表現(バラードやボサ調)、にも中々の新鮮味が示された、快適で飽きのこない瀟洒派のゴキゲン作。


 

★デッドストックCD限定入荷予定 色彩豊かでリアル・エモーショナルな、旨味たっぷりの謹製ヨーロピアン・アンサンブル PIERRE COURBOIS / UNSQUARE ROOTS

  • 2013.03.07 Thursday
  • 05:59
★デッドストックCD限定入荷予定 色彩豊かでリアル・エモーショナルな、旨味たっぷりの謹製ヨーロピアン・アンサンブル PIERRE COURBOIS / UNSQUARE ROOTS

PIERRE COURBOIS / UNSQUARE ROOTS


Daybreakよりの近作も好評を集めていた、キャリア半世紀となるオランダの重鎮ドラマー:ピエール・クールブワ(1940〜)の、本盤は、7管入りの10人編成コンボを率いての2000年ライヴ録音作品。歯切れよくパンチの利いた、小回りも抜群の壮快軒昂なドラム鳴動に、ドンドコ!シャキシャキ!と頼もしくプッシュされながら、カラフル&スマートな重層的ホーン・アンサンブルや、各人の腰の据わったこってりコク旨なソロ敢闘が、鮮烈かつ芳醇に見せ場を飾ってゆく、清々しくも密度の濃い充実内容。アレンジ&構成面にキッチリと意匠が凝らされて、アウトライン的には、起伏も満点な作劇ストーリー風の道程が颯爽と、鮮やかに構築されてゆくが、ソロ・パートにおいては、各々が役作りと素の個性を巧く融和させた手加減なき猛烈ハッスルぶりを次々と見せて、リアル・エモーショナルな濃い口の高揚感をたっぷり味わえる、という、現代ハード・バップの正統スタイルに乗せた実に味わい多彩でドラマティックな驀進が続いて、音空間にはスカッとした開放的な清新味が絶えない。Jan Menuの温かみあるマイルド・スムースなマリガン調の寛ぎバリトン吹奏や、Ilja Reijngoud(tb)の、スモーキーな焦げ味を湛えた何とも渋〜いファンキー・レイジー・プレイ、Willem Kuhne(p)のキリッと背筋の伸びたヨーロピアンらしいクール&スタイリッシュな端麗弾奏、など、キラリと光る美味しさ格別なソロの名場面が次から次へ連続して、云うことなし。

1.
Chouette
2.
La Bisbal
3.
Revocation
4.
Lakeren
5.
Anything New?
6.
Encore

Leo van Oostrom(sax)
Paul van Kemenade(sax)
Maarten Ornstein(sax)
Jasper Blom(sax)
Jan Menu(sax)
Toon de Gouw(tp)
Ilja Reijngoud(tb)
Willem Kuhne(p)
Egon Kracht(b)
Pierre Courbois(ds)

2000年ライヴ録音(オランダ作品)

★スカッと爽快でカラフル&テイスティーな、旨味ギッシリの現代ハード・バップ・セッション大豊作! WINARD HARPER and JELI POSSE ウィナード・ハーパー / COEXIST

  • 2012.12.09 Sunday
  • 15:51
★スカッと爽快でカラフル&テイスティーな、旨味ギッシリの現代ハード・バップ・セッション大豊作! WINARD HARPER and JELI POSSE ウィナード・ハーパー / COEXIST

WINARD HARPER and JELI POSSE ウィナード・ハーパー / COEXIST


Savant諸作で人気を上げてきた敏腕黒人ドラマー:ウィナード・ハーパー(1962〜)の、3管セクステットにゲスト陣も交えつつの快編。重厚にして軽快機敏な、キレ味抜群のドラム鳴動、そのシャープな斬り込みパンチ・キック!風のプッシュ攻勢に歯切れよく導かれ、突き煽られながら、勇壮でイキのいいホーン・アンサンブルや各人の旨味のエッセンスを濃縮したようなソロ敢闘が、ひたすらスカッと爽快に、そして芳醇に色とりどりの見せ場を飾ってゆくゴキゲンな豊穣内容。現代ハード・バップの正統スタイルに則った徹頭徹尾メロディアス&スインギーな明快エンタテイメント指向のおいしい行き方、が溌剌と続き、アレンジ・構成面にも過不足なく意匠の揮われる、メリハリに富んだ適宜ドラマティックな道程の中で、ソロイスト達の各々個性満点にして役回りも心得たエネルギッシュな活躍が何とも清々しい、おおらかでハートウォーミングな出色の盛り上がりを呈してゆく。Dease(tb)の、燻し銀的な焦げ味や翳りを湛えた旨口トーンによるファンキー・ソウル全開の渋〜い吟醸ブロウや、Assaf(p)のシャープな熱気みなぎるキリッと凛々しい俊敏ハードボイルド技、Alexandre(ts)のシブいコク味と勇猛なアグレッシヴ熱がない交ぜになった豪快プレイ、といったレギュラー陣の健闘の他、Gross(as)のスッキリ晴れやかに宙を駆け躍る超爽快バップ・アクションや、ウェス(fl)の涼やかでいてサビも利いた陰影豊かな寛ぎ妙技、海野(p)の腰の据わったゴスペル・ブルージーな濃い口スピリチュアル節、など、ゲスト勢の奮戦も冴えに冴えて、実に密度の濃い、旨味ギッシリの痛快大豊作コースに仕上げられている。

1. Something Special
2. Helen's Song
3. Ummah
4. Amazing Grace
5. Hard Times
6. In A Sentimental Mood
7. Get Tough
8. A Bientot
9. Triumph
10. Dedicated To You
11. Coexist
12. Jeli Posse

Winard Harper(ds,perc,balaphone)
Bruce Harris(tp,flh)
Michael Dease(tb)
Jovan Alexandre(ts)
Roy Assaf(p)
Stephane Porter(b)

with Special Guests:
Frank Wess(ts,fl on 6,10)
Mark Gross(as on 5,12)
Sharel Cassity(as on 8)
Tadataka Unno(p on 4,5,6)

2012年作品

★イタリーの巨匠ドラマー、ロベルト・ガットの新作 Roberto Gatto , Alessandro Lanzoni , Gabriele Evangelista / Replay

  • 2012.10.19 Friday
  • 16:28
★イタリーの巨匠ドラマー、ロベルト・ガットの新作 Roberto Gatto , Alessandro Lanzoni , Gabriele Evangelista / Replay

Roberto Gatto , Alessandro Lanzoni , Gabriele Evangelista / Replay

イタリーの巨匠ドラマー、ロベルト・ガットの新作はピアノ・トリオによる2012 年録音。10 代半ばの時に録音した作品群が人気を呼んだピアニスト、アレッサンドロ・ランツォーニと、現在エンリコ・ラヴァ・クインテットのベーシストとしても活躍するガブリエレ・エヴァンジェリスタと言う、いずれも20代前半の若く瑞々しい二人をフィーチュア。ランツォーニとは2011 年の人気作「ピュア・イマジネーション」でも共演をしていますが、大所帯で演奏された前作とはガラリと印象が異なるサウンドです。前半はカバー・ナンバーで構成されています。ショーターの世界観が溢れる美しき名曲「アナ・マリア」、前作でも取り上げたデューイ・レッドマンの「MushiMushi」ではランツォーニが好演!他にもA.C. ジョビン、モンク等ナンバーを演奏しています。ややアブストラクトな印象のエヴァンジェリスタのオリジナル曲1 曲とインプロ曲を挟み、後半に立て続けに2 曲登場するランツォーニのオリジナル曲にも注目。派手な印象は無いものの、メロディの美しさが際立つナンバー。これも、スインギーで判り易いと評された10 代の頃の彼とは一線を画すもので、ランツォーニの新たな可能性を示したナンバーです。ラストは、非の打ち様が無いガットの美しいオリジナル曲群がトリを務めますが、間に、カンタトゥーレ歌手のサムエレ・ベルサーニのヒット曲「リプレイ」のカバーを挟みます。しかも、このカバー曲こそが、アルバムのタイトル・チューン!メロディの美しさも去る事ながら、原曲の歌詞が持つ抽象的な世界観も含め、このアルバムで彼らがやりたかった事が、この1 曲のカバーに収められている気がします。イタリー人ならではの“歌心”を芸術的に表現した1枚です。(新譜案内より)

1. Ana Maria (W. Shorter) 6:00
2. Double Raimbow (A. C. Jobim) 4:42
3. Mushi Mushi (D.Redman) 6:04
4. Impro I 2:05
5. Pannonica (T. Monk) 5:33
6. Hat (G. Evangelista) 5:07
7. Impro II 1:21
8. Levra (A. Lanzoni) 5:46
9. Surrounded by Frame (A. Lanzoni) 6:40
10.Valse laconique (R. Gatto) 4:53
11. Replay (S. Bersani) 5:07
12. The Hands (R. Gatto) 4:09

Roberto Gatto (ds)
Alessandro Lanzoni (p)
Gabriele Evangelista (b)

↓で試聴可能です。
http://www.egeamusic.com/news.aspx?ID=8015948304150&p=0

▼御注文承ります▼
ROBERTO GATTO AND LYSERGIC BAND ロベルト・ガット / PURE IMAGINATION


M・イオナータの猛烈奮戦も濃厚に映える、奥行き豊かな極彩色の劇的アンサンブル空間!!

ROBERTO GATTO QUINTET (ロベルト・ガット) / REMEMBERING SHELLY


軒昂パワーと開放感に満ちた痛快活劇ハード・バップ!!

ROBERTO GATTO QUINTET ロベルト・ガット / REMEMBERING SHELLY #2


痛快ローマ・ライヴ大決戦・2nd stage!!

★ベン・ライリーの久しぶりのリーダー作 Ben Riley Quartet featuring Wayne Escoffery / Grown Folks Music

  • 2012.04.20 Friday
  • 13:45
★ベン・ライリーの久しぶりのリーダー作 Ben Riley Quartet featuring Wayne Escoffery / Grown Folks Music 

Ben Riley Quartet featuring Wayne Escoffery / Grown Folks Music



セロニアス・モンク・グループのドラマーとして4年に渡り活躍、ソニー・ロリンズ、スタン・ゲッツ、ジョニー・グリフィンといった名だたるジャズ・ジャイアンツと共演。70年代にはロン・カーターのカルテットで、バスター・ウイリアムス、ケニー・バロンらと活動するなど、ジャズの王道、本流のドラミングを聴かせるベン・ライリーの久しぶりのリーダー作。

2006 年には、ライリーを中心としたモンク・レガシー・セプテットで、Concordから作品も発表して話題になりましたが、本作は、そのメンバーである、ウエイン・エスコフェリーが火付け役になっての作品。

折しも、エスコフェリーは、Sunnyside に移籍し、このたび記念すべき第一作を出す所。そちらでは、コンテンポラリーな作風の路線での演奏になりましたが、ここでは、大御所ベン・ライリーそして、レイ・ドラモンドがリズム・セクションとあって、ぐっと王道な演奏が好印象です。

シンプルなのにスウィングするベン・ライリーのシンバル、ここぞのタイミングで鳴るスネア、手数は少ないのに“様になるドラミング”はさすがというもの。コードを心地よくならすギターと、小細工なしのテナーの相性もなかなか。大御所の作品らしい、どっしり構えての数々のスタンダード演奏が印象的な一枚です。

1.FRIDAY THE 13TH(THELONIOUS MONK)
2.LAURA(DAVID RAKSIN)
3.TEO(THELONIOUS MONK)
4.WITHOUT A SONG(VINCENT YOUMANS)
5.A WEAVER OF DREAMS(VICTOR YOUNG)
6.LULU’S BACK IN TOWN(HARRY WARREN)
7.IF EVER I WOULD LEAVE YOU(ALAN JAY LERNER)

WAYNE ESCOFFERY(ts),
AVI ROTHBARD(g-M-1 4,5, & 7),
FREDDIE BRYANT(g-M- 2, 3 & 6),
RAY DRUMMOND(b),
BEN RILEY(ds)

★腰の据わったエキサイティング&テイスティーな真っ向勝負の痛快活劇世界! JEFF "TAIN" WATTS ジェフ・テイン・ワッツ / FAMILY

  • 2011.08.26 Friday
  • 15:57

★腰の据わったエキサイティング&テイスティーな真っ向勝負の痛快活劇世界! JEFF "TAIN" WATTS ジェフ・テイン・ワッツ / FAMILY

前作とはメンバー、編成を一新。スティーブ・ウィルソンをフィーチャーした強力盤です!

JEFF "TAIN" WATTS ジェフ・テイン・ワッツ / FAMILY




驀進続く今日流ハード・バップ・ドラムの第一人者:ジェフ・テイン・ワッツ(1960〜)の、今回は、スティーヴ・ウィルソン、デヴィッド・キコスキ、ジェイムズ・ジーナス、というまた強力な顔ぶれのカルテットによる自作曲集。生鮮溌剌げに歯切れよく闊歩邁進するドラムの、包容的かつ開放的なスケールに満ちたスウィンギン鳴動、にガッチリ導かれながら、情感溢れるブルージー&エモーショナルな正攻法勝負のアクティヴ熱演が、輪郭も太く凛然と展開してゆく、中々力強い旨口の昂揚内容。骨太で逞しくも風合いは結構カラッとした、「タフガイの雄渾ロマン」っぽい強堅驀進コースに聴く者をグイグイ引き込んでくれる活劇エンタテイメント調の快演、が何とも頼もしげに連続。一座の花形ウィルソンの、激情を爆発させつつアグレッシヴに突っ込んでゆく風な灼熱のモーダル・スピリチュアル咆哮や、気さくで優しい歌謡センスを全開させたフォーキー・ブルース調の牧歌的バラード・プレイなど、表情変化に富んだドラマティックな奮戦が、鮮度&旨味もバツグンに冴え渡っており、一方キコスキの、カッチリしたクリアーな鋭角的立ち働きで抑え役を担いながら、ソロ・パートではこってり濃厚な粘りの利いた吟醸味も揮いきる、そのフレキシビリティに長けた全力敢闘ぶり、がまた余情豊かで好インパクト。堅実にして強壮な逸品。

1. Family
2. Of August Moon
3. Mobius
4. Little Michael
5. Goldaze
6. Edwardian Overture
7. Jonesin' (for Elvin)
8. A Wreath For John T. Smith
9. Torch E-Ternal

Steve Wilson(as,ss)
David Kikoski(p)
James Genus(b)
Jeff "Tain" Watts(ds)

2010年8月17&18日NYブルックリンのSystems Two Recording Studios録音

▼ご注文承ります▼
JEFF ''TAIN'' WATTS ジェフ・テイン・ワッツ / WATTS


猛々しくもおおらかなオールスター大活劇編!!


JEFF "TAIN" WATTS / MEGAWATTS


ケニー・カークランド参加の人気盤。







★ベテラン・ジャズドラマー Mike Melito 通算5作目リーダー作品。

  • 2011.07.16 Saturday
  • 15:08
★ベテラン・ジャズドラマー Mike Melito 通算5作目リーダー作品。

ベテラン・ジャズドラマー Mike Melito 通算5作目リーダー作品。ストレイト・アヘッドなギンギンのハードバップ・セクステットによる快作!!

MIKE MELITO マイク・メリト / The Right Time

Mike Melito (ds)
John Marchall (tp)
Frank Basile (bs)
Dino Losito (p)
Neal Miner (b)
Bob Sneider (g)


N.Y.ジャズシーンで20年以上に渡り活動し、サイドマンとして数多くの作品に参加するなど、ミュージシャンから絶大な信頼を寄せられるジャズ・ドラマー Mike Melito の通算5作目にあたるリーダー作品。前作とはフロントを変え、トランペットにJohn Marchall、バリトン・サックスにFrank Basileを迎え、いつも以上に迫力のあるハードバピッシュな演奏を展開。スローでもアップテンポでも、ストレート・アヘッドなジャズのよさを凝縮させた好テイクが続出する最新盤!! (新譜案内より)

1. Pristine (J.Coltrane)
2. Royal Flush (S.Clarak)
3. New Bossa (S.Fishwick)
4. Night Owls (N. Miner)
5. Daahoud (C.Brown)
6. All The Way (J.Van Heusen)
7. Nica's Tempo (G.Gryce)
8. Tailwind (J.Marshall)
9. Just For The Love (J.Coltrane)

2010年8月9日、10日Red Rock Recording Saylorsburg, PAにてスタジオ録音

こちらで試聴が出来ます。

▼旧譜も同時御注文承り中▼
MIKE MELITO / THE NEXT STEP
MIKE MELITO / 'Bout Time!
MIKE MELITO / IN THE TRADITION

★熱い気合がシャープにハジける青嵐のストレートアヘッド快編! CHRIS MASSEY'S "NUE JAZZ PROJECT" / VIBRAINIUM

  • 2011.03.04 Friday
  • 19:56
★熱い気合がシャープにハジける青嵐のストレートアヘッド快編! CHRIS MASSEY'S "NUE JAZZ PROJECT" / VIBRAINIUM

フレキシビリティ抜群なドラムの多層的スウィンギン鳴動
CHRIS MASSEY'S "NUE JAZZ PROJECT" / VIBRAINIUM

Donald Malloy(tp except 3,4,5)
Benjamin Drazen(as,ss except 4,5)
Evgeny Lebedev(p except 3,4)
David Ostrem(b except 4)
Chris Massey(ds)
2010年5月4日NYC - Uptime Studios録音

ドナルド・ハリソンやデイヴ・ホランド、ジョー・ロヴァーノらとの共演や、リンカーン・センター・ジャズ・オーケストラへの参加など、今世紀に入ってNY主流派シーンでメキメキ頭角を現してきたオハイオ出身の若手黒人ドラマーの、自己の2管クインテットを率いて(途中トリオやソロ演奏も数曲)の一編。縦横無尽に小回りを利かせつつ鋭敏かつ軽やかなスキップ闊歩を決め込んでゆくような、フレキシビリティ抜群なドラムの多層的スウィンギン鳴動!、にシャキシャキと導かれ、煽られながら、ホーン陣やピアノの、覇気のみなぎったホット&ダイナミックな勇躍が、中々鮮烈に座を賑わせてゆく昂揚内容。現代新主流派ハード・バップの正統然とした、熱い激情孕むハードボイルド調の凛々しげなスインギー奏演、が骨太くもキレ味シャープに紡がれてゆき、テーマ・アンサンブル等には研ぎ澄まされたクール&スタイリッシュな美学っぽさを匂わせながら、ソロ・パートではわりかし荒削りで豪快な、単純直球指向の燃焼合戦が迫真の盛り上がりを見せて、メリハリ充分に楽しませる。アルト:Benjamin Drazenの、モード色濃いアグレッシヴな熱血アクション咆哮で烈しく登り詰めてゆきつつも、音色そのものから絶えずヒンヤリ冷涼な澄みきった香味が漂って、空間には瑞々しいクリーンさ〜清爽感が保たれる、という何げに鋭い、輪郭の鮮やかな鳴音キャラがとりわけ際立っている。

1. Galactus 
2. Smooth 
3. Inner Urge 
4. Chango 
5. Windows 
6. Vibrainium 
7. Mr. Twilight



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★SOLID 完全限定復刻シリーズ (ナイス・プライスCD)

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