★ジャズの伝統を持つシカゴから世界へむけて新鮮なジャズを発進! CHICAGO SESSIONSレーベル
●SHAWN MAXWELL ショーン・マックスウェル / URBAN VIGILANTE
マルチリード奏者ショーン・マクスウェルがアルトサックスで全収録曲オリジナルのリーダー第2作目をCHICAGO SESSIONSからリリース!!そして、同レーベルから今年デビュー作を発表し、俄かに注目を集めた若手ピアニスト、マット・ネルソンも参加。バップ好きを唸らせるであろう鋭くキレのあるサックスと、それとは対照的にメロディアスに響くピアノが斬新ながら見事な世界感を生み出している。(新譜案内より)
1. Monster Shoes
2. Yo Gabba Blues
3. Urban Vigilante
4. Starscream
5. Boots
6. Charlie Work
7. Big Hurt
8. Beyond Infinity
9. The Sixth
10. Juggernaut
11. Special Order
Shawn Maxwell – alto saxophone
Matt Nelson – piano
Bob Lovecchio – bass
Brandon Dickert – drums
●HOWARD LEVY ハワード・レヴィ / TONIGHT AND TOMORROW
ハワード・レヴィの2010年に発表したリーダートリオアルバム。
ハワードは、ベラ・フレック&ザ・フレックトーンズの初期アルバムなどに参加し、97年にはグラミー賞を受賞。ハーモニカ奏者として有名であるが、ピアノやリード楽器、マンドリン、パーカッションと操る楽器の幅広さとジャズを始めラテン、ブルース、ロック、などジャンルの面においてもマルチに活躍している。本作は、ハーモニカ奏者としての魅力も然ることながら全編通してダイナミックで和音の厚みのあるピアノで軽快なテンポの曲を聴かせてくれる。
また、Jazz Times Magazine 2010 Readers Poll "Miscellaneous Instrument" や Downbeat Magazine's "Best CDs of 2010"などを受賞している。(新譜案内より)
1. Howard's F# Blues
2. Song For Susan
3. Chorinho
4. Floating
5. Flunky Jazz
6. Sandi*
7. Aha
8. Slanted Samba
9. Triosity
10. Tonight and Tomorrow
Howard Levy – piano, harmonica
Larry Gray – double bass
Ernie Adams – drums
●LARRY GRAY ラリー・グレイ / 1,2,3...
2008年にリリースされたラリー・グレイのCHICAGO SESSIONS第1作目。今年リリースされた同トリオの最新作の原点とも言える、アコースティックサウンドが隋所に散りばめられた快作!!収録曲はすべてラリーのオリジナルで、M3、M7、M10の3曲はベースソロ曲になっており、M5、M8はジョン・モルダーのアコースティックギターでの演奏にノスタルジックな雰囲気も漂う。(新譜案内より)
1. No Doubt
2. Family
3. Song Of the Innocents
4. Monk And Duke
5. More Than A Few
6. Reflect
7. Who Is The Drummer?
8. One Look
9. Soffia's Dream
10. Meditation In D
11. Far And Away
12. Portals
13. E–e–e–lectricity
Larry Gray – double bass
John Moulder - acoustic & electric guitars
Charles Heath IV – drums
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●MATT NELSON TRIO マット・ネルソン / NOSTALGIAMANIAC
シカゴ・シーンで活躍する若手ピアニストM・ネルソン(27歳ぐらい?)の、トリオによる自作曲中心の一編。ズシッと重みがあって骨芯は太く鋭角的シルエットを呈する、深い陰影とキラキラした光沢っぽさ(+潤い)の交錯具合も絶妙な、ニュアンスある端正なクリアー・タッチでの、モードやブルースの言語マナーに則りながら繊細に詩情を歌い、またダイナミックに力強い硬質グルーヴを体現する、中々起伏の大きなストレートアヘッド・プレイがスッキリと映え渡った好内容。至極真っ当な現代モーダル・バップ奏演が歯切れよく闊達に紡がれてゆき、ネルソンの、自然体っぽい流麗潤滑な歩調を保つも、俯瞰すると結構振り幅に富んだ大波を描いてもいる、という、何げにスケール充分の劇的ストーリーテリングが冴えている。硬派なアクション面に関しては、ハンコックやマッコイの奏法を消化してアクを抜き、幾らか線も細めてクールなエレガンスを強めた、ような感じの、手堅くこざっぱりした間口の広い端麗めオーソドックス傾向にまとめられており、一方、メロディアスな抒情的アプローチにあっては、瞑想世界の深淵に思いきってじっくりと降りてゆく迫真のバラード即興あり、コンテンポラリー感覚のポップ&スウィートな耽美歌謡派ロマンティストに徹しきる軽快寛ぎ妙演もあり、と、より強気でユニークな個性も全開させた「作家」ぶりを顕示していて、その濃淡メリハリ効果もあり、総尺75分余の長丁場を清新気分のまま爽やかに楽しませてくれる。
1. Infatuation
2. Closing The Door
3. Quiet Love (And a Sunshine)
4. The Epitome
5. Lady Luna
6. Longing For...
7. Revisited
8. Compliments
9. Matthew My Boy
10. Dave's Blues
11. Alternate Antioch
12. The Art Of Suppression
Matt Nelson(p)
Graham Czach(b)
Matt Nischan(ds)
2010年6月6&13日イリノイ州EvanstonのStudiomedia Recording Company録音